4月に東京の御茶ノ水にあるワイム貸会議室という貸し会議室を借りていました。値段もリーズナブルで、コストパフォーマンスが良い貸し会議室で、これまで(御茶ノ水ではないですが)15回くらい借りていたところです(もしかするともうちょっとかも)
で、3月といえば、コロナウィルスがちょうど流行りはじめた頃で、客船なんとか号の話もあり、そして市中でも感染者が少し出始めたということがありました。それもあって、そのタイミングで貸会議室について日程を変更を依頼しました。
たしかコロナがるので、2週間前ならば一回だけ日程変更できます。ただし、変更したら二度と変更できないし、返金もしません、というものでしたが、他に手がないので、2ヶ月だけ移動。6月に。
ただ、皆さんご存知のようにそのあと新型コロナウィルスが流行して、非常事態宣言まで出される状況に行おうとしていた講座も6月に行うことは不可能になったことが分かったので4月に入ってすぐに、キャンセルするから返金をして欲しいという交渉を。結果窓口としては、コロナだろうがなんだろうが、絶対返金はしないといった旨の説明を受けました。この時点でわたしはブチキレていましたが、「ルールはルール」といった向こうの姿勢に、「二度と使いたくないここ」という想いを強くしました。
そこからときは過ぎて今日、会議室から電話があり、「使ってないけど?」とのこと。「いや、使ってないよ。返金もなんもしないといってたから放置してたんだけど?」という旨を伝えたら、先方(別の担当者)から、「キャンセルしたら消費税分だけは返金したんだけど」とのこと。そんなの一ミリも聞いてないし。
なんで説明していないんだ、その分返せ、といったことを伝えました。まじでムカついた。一度、キレさせて放置していたのに、もう一度キレさせるとは...やるなワイム貸し会議室。説明していなかったんだから、ワイム会議室側のミスなんだから、今日の分も消費税分だけは返金するのが普通だろうに..もしかして、あと出しルールをしたり、説明しなくても許されるというモラルで動いているのか?
こういったところでキレさせるとはやるな、ワイム会議室。久々に会社にムカつきました。ちなみにわたしでなくて、妻が間に入っているのでめちゃ調整がむかつきます。明らかに先方のミスなのに、そういうことを指摘しない...ビジネスマナーが分かってない...
誰も見ていないかもしれないけど、あまりに怒りがたまったので、とりあえず書いて怒りを鎮めよう..
2020年06月06日
コロナと貸し会議室
posted by やまざきしんじ at 17:22| Comment(0)
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2019年06月06日
趣味起業のレポート
みんなだいすき(?)趣味起業のレポートです。
趣味起業というと、「昔から「お花」を習ってきたし、プリザーブドフラワーの先生になろう」とか、昔服飾系の小売店にいたから、「ファッションアドバイザーになろう」みたいな主婦のゆるふわ起業をイメージします。
「え?カラーセラピー?、いいね、いいね!!起業しちゃいなよ!」みたいなノリですよねー。
というわけでレポートはこちら。
ただ、このレポートは「趣味レベルの」起業ではなく、「趣味や特技を生かした」起業を対象にしてます。あー、プリザーブドフラワーは入りますね。料理が上手ってみんなに褒められるから、「ホームパティーしながら料理を教えちゃお」みたいなのも入っちゃいますね。
ちなみにこのレポートでは、純利益は39.5万円/月(趣味起業じゃないのは52.3万円)らしいです。おー、意外とありますねー。
わたしのイメージしてるゆるふわ起業は10万円/月ってイメージでした。
ちなみに趣味起業家とその他の起業家の総合的な満足度は同じくらい、仕事のやりがいは趣味起業家の方が結構高めとなっています。
ほぇー。
このレポート見ていると、わたしのイメージしてたゆるふわ起業よりももう少しガチだなー、と思ってました。nは100以上あるので、データの少なさでなくて、母集団がわたしが見ているのと違うのでしょうか?
と思ったら、このレポートは日本政策金融公庫の新規開業に関する調査の分析なんですね。そして、母集団は日本政策金融公庫の融資を受けた人ってことですね。なるほどー。世の中のゆるふわ起業の人よりは2回りくらいガチな人たちですね^^;;
趣味起業というと、「昔から「お花」を習ってきたし、プリザーブドフラワーの先生になろう」とか、昔服飾系の小売店にいたから、「ファッションアドバイザーになろう」みたいな主婦のゆるふわ起業をイメージします。
「え?カラーセラピー?、いいね、いいね!!起業しちゃいなよ!」みたいなノリですよねー。
というわけでレポートはこちら。
ただ、このレポートは「趣味レベルの」起業ではなく、「趣味や特技を生かした」起業を対象にしてます。あー、プリザーブドフラワーは入りますね。料理が上手ってみんなに褒められるから、「ホームパティーしながら料理を教えちゃお」みたいなのも入っちゃいますね。
ちなみにこのレポートでは、純利益は39.5万円/月(趣味起業じゃないのは52.3万円)らしいです。おー、意外とありますねー。
わたしのイメージしてるゆるふわ起業は10万円/月ってイメージでした。
ちなみに趣味起業家とその他の起業家の総合的な満足度は同じくらい、仕事のやりがいは趣味起業家の方が結構高めとなっています。
ほぇー。
このレポート見ていると、わたしのイメージしてたゆるふわ起業よりももう少しガチだなー、と思ってました。nは100以上あるので、データの少なさでなくて、母集団がわたしが見ているのと違うのでしょうか?
と思ったら、このレポートは日本政策金融公庫の新規開業に関する調査の分析なんですね。そして、母集団は日本政策金融公庫の融資を受けた人ってことですね。なるほどー。世の中のゆるふわ起業の人よりは2回りくらいガチな人たちですね^^;;
posted by やまざきしんじ at 16:49| Comment(0)
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2019年05月06日
テツガク学
先日、とある哲学カフェに参加しました。哲学カフェに参加したのは3回目です。こういったところに参加していると、従来の哲学の知識をを、「哲学」でなくて、「テツガク学」などのように呼んで、「自分の頭で考える真の哲学でなくて、従来の哲学の歴史」のように矮小化して貶める人がいたりします。
たしかに「自分の頭で考える」ことは大事だと思うですが...
わたし自身は「自分の頭で考えるのが苦手」ということもあるので、自分の頭で考えられる人は尊敬したいのですが、なかなか「自分の頭で考える」ことができて、かつ、「ちゃんと考える」ことができる人っていませんね。
「自分の頭で」考えているんだろうけど、たいして考えてないよね、っていう経験談とか、どこかで聞いてきた雰囲気の良いオルタナティブな価値観と言葉(たとえば「グローバル社会が人間性を失わせる」とか)で社会を批評した気持ちになってる人を横目で眺めながら、なんだかなー、と思ってます。
ちなみに「哲学」したいならば、まずは自分の思考スタイルやその癖を見つめ直すってことが大事なんだと思ってますが。
まぁ、この癖を見つめるのも難しいし、その癖を修正するのが至難ですよね...
たしかに「自分の頭で考える」ことは大事だと思うですが...
わたし自身は「自分の頭で考えるのが苦手」ということもあるので、自分の頭で考えられる人は尊敬したいのですが、なかなか「自分の頭で考える」ことができて、かつ、「ちゃんと考える」ことができる人っていませんね。
「自分の頭で」考えているんだろうけど、たいして考えてないよね、っていう経験談とか、どこかで聞いてきた雰囲気の良いオルタナティブな価値観と言葉(たとえば「グローバル社会が人間性を失わせる」とか)で社会を批評した気持ちになってる人を横目で眺めながら、なんだかなー、と思ってます。
ちなみに「哲学」したいならば、まずは自分の思考スタイルやその癖を見つめ直すってことが大事なんだと思ってますが。
まぁ、この癖を見つめるのも難しいし、その癖を修正するのが至難ですよね...
posted by やまざきしんじ at 21:07| Comment(0)
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2018年05月26日
人生初の哲学カフェに参加
人生初の「哲学カフェ」というのに参加してきました。
テーマは「読書」ということで、ショーペンハウエルの「読書について」の引用があり、副読本風にほのめかされておりました。
ちなみにこれまでショーペンハウエルの「読書について」をテーマにした読書会は2回か3回参加したことがあると思いますが、ガチ読書好き(というか哲学好き?)にはこの本は意外と評判が悪い印象があります。
いや、思いつき書いてるだけなので^^;;議論というレベルに達していないし、思考も深いわけではないという話ですが^^;;
ところで昨日の哲学カフェでも「読書について」の話もわずかに出ていました。今はショーペンハウエルの時代よりも本が圧倒的に多いのでさらに状況が違うという話題が少し出ていましたが、実はショーペンハウエルの時代も現代と同様に圧倒的に出版数が増えてきて読みきれないほどの駄作があったという点では同じだったんだと思いますが、そういった歴史的な話はありませんでした^^;;
ちなみに参加者は8人か9人で、平均年齢は40中くらいでしょうか。うちの読書会と同じくらいで、やりやすい感じです^^;;
会は初参加者が二人(うち一人はわたし)だったので、最初に哲学カフェの概要の話があって、そこから自己紹介とかもなしで本題に入りました。
実はこれは新鮮。これまで仕事やら遊びやらで様々なグループワークとかをやってきましたが、名前を名乗らないで始めるというのは初めて。ちなみに帰りに参加者の方と話すと、そういうのも哲学カフェではあるとのこと。へー。
ちなみに内容は読書のアレコレについてですが、話は基本的にどんどんと発散していきます。特に科学論あたりについては、社会学系の科学哲学を好きな方と、理系の方で噛み合わないというのがありました。よくある展開ですね^^;;あまり科学論に興味がなさそうな方もいたのですが、全く噛み合わなってないのを横目で眺めてました^^;;
科学論については難しいですよね。たぶん、科学サイドの人が相対論に対する基本的な対応を覚えておけばいいんだと思いますが、それをしないと「なんでもアリ」だか「なんにもナシ」だかにされがちな印象があります:-<
それ以外には、「どこまでが読書か?」というヤツ。いわゆる「マンガは読書に含まれますか?」
哲学カフェは別に議論を深めるということを目的としていないので(いや、してるかもしれないけど、実際には多人数で行なうし、バックグランドも様々な人なので、そこまで行ききらないと思ってます)、いろんな意見を聞いて楽しむ感じでしょうか。
ちなみに読書について、つまみ食い的なもの(インターネットの記事を見るとか)vs読書的なもの、という対立(に見える)は面白かったです。つまみ食い的なものは、深まらないみたいな意見がありましたが、このあたりはわたしと意見が反対で面白かったです。
また、同様にいろいろなものを読むかどうか議論。自分の興味のないものも読む、という方がいてなかなかその意見が興味深かったです。たしかに時間がある時はそういうことをするのもありだと思いますが(わたしのコンピュータの師匠的な人は、高校・大学時代に図書館でタイトルもなんも気にせず分厚い本を借りてきて読むなんてことをしてた)、それって大人になってからは厳しいですもんね。
ただ、興味のないものを読むことで「ふと気づく」とか「ひらめく」というのがある、と。このあたりは、もっと議論をすると楽しい展開がありそうですが、議論をするためには議論に足るベースを互いに調べてきてからじゃないかな、とわたしは思っていて。このあたりが「自分の頭で考える派」対「自分の頭で考えない派」の対立なのかもしれません(わたしは、「自分の頭で考えない派」)
会は2時間予定だったのを若干オーバーして終わりましたが、なかなかおもしろかったです。
といっても、様々なバックグランドの人ですし、微妙なモヤモヤ感(どこまで話を突っ込んでいいのか分からない)というのがありました。もしかすると人数が多すぎたので、やはりもうちょっと絞ったほうがよかったのかな。読書会では4,5人がベストだと思ってますが、哲学カフェもやはりそういうのがあるのかも(ちなみにTRPGもプレイヤーは5人くらいがベストだと思うので、会話を主体にした場合の満足しやすい人数というのがあるのかも)
posted by やまざきしんじ at 16:27| Comment(0)
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2018年05月09日
文系と理系
文系と理系というのは、一般的には数学が苦手かどうか程度と考えられていますが、わたしは「客観的事実」をどこまで重視するかだと思っています。
例えばある実験があったときに、その実験結果を重視するのが理系、実験の結果は「主観」にすぎないし結果の事実を重視しないのが文系だと思っています。(ここでいう文系は悪い文系かもしれませんが)
この文系的な思考だと、事実かどうかは客観ではないので、重視すべきは「誰が言ったか」になりがちです。「誰が言ったか」でなく、「何を言ったか」を重視するのが理系でしょうか。
ちなみに、これは文系理系関係ありませんが、実は文系的な思想の人にはしばしば「絶対」思考というのがあると思ってます。確率概念がないというべきでしょうか。いや、文系、理系じゃないのかな、これ。
まー、それはともかく最近「ティール組織」という本を最近読みました。これは、ケン・ウィルバー(←わたしの圧倒的に苦手なスピリチュアル系の人)のインテグラル理論を元に、組織を語るというヤツです。ピーター・センゲみたいな。(ちなみにわたしはピーター・センゲも圧倒的に苦手、本を投げそうになる)
このティール組織という本は、人間の意識の発達段階(進化という言葉も使ってたかも)によって、組織形態も変わり、これからの組織はティール組織だ、みたいなことを言っている本です。ただ、この組織の発達段階のフレームワークを語るには、その筋道が貧弱。「ケン・ウィルバーの理論を応用してみました」程度の理由で、あとはその理論に合った事例がいくつか述べられているだけ。いくつかっていっても、実際に主なものは2つくらい。
おいおい、たった2つの事例で(歴史的なものを含んだ)組織の発達段階を全部語っちゃうのかよ、酷いな、というのが私の最初の感想でした。(読書会に参加するために読んだもので、そうでなければギブアップしてたかも)
ただ、途中で少し考え直して、その本からポジティブな所だけを取り出して読もうとしてみました。つまり、この本(に限らないけど)は、そのフレームワーク(理論)を知るということが大事で、そのフレームワークが事実であるかどうかとかは大事じゃないということなんですよね。「あー、こういう見方もあるよね」ということがあれば、それでいい、と。
わたしは「こういう見方」というのがあった時には、そのふさわしさとか、その見方による何かを予測できることとかが大事なんだと思ってましたが、そうでない人も多いってことですよね。つまりそう考えると、最初の理系・文系の違いとして、「理論があった時に、理論の予測力を重視するか」が理系と文系の分かれ目にあるのかもしれません。
理論には、未知の問題を予測できるか?それとも、理論はある物事を説明できるか?
前者が理系的、後者が文系的と捉えることもできるんじゃないか、とふと思いました。
長いな...単なる自分のメモだからいいか。
例えばある実験があったときに、その実験結果を重視するのが理系、実験の結果は「主観」にすぎないし結果の事実を重視しないのが文系だと思っています。(ここでいう文系は悪い文系かもしれませんが)
この文系的な思考だと、事実かどうかは客観ではないので、重視すべきは「誰が言ったか」になりがちです。「誰が言ったか」でなく、「何を言ったか」を重視するのが理系でしょうか。
ちなみに、これは文系理系関係ありませんが、実は文系的な思想の人にはしばしば「絶対」思考というのがあると思ってます。確率概念がないというべきでしょうか。いや、文系、理系じゃないのかな、これ。
まー、それはともかく最近「ティール組織」という本を最近読みました。これは、ケン・ウィルバー(←わたしの圧倒的に苦手なスピリチュアル系の人)のインテグラル理論を元に、組織を語るというヤツです。ピーター・センゲみたいな。(ちなみにわたしはピーター・センゲも圧倒的に苦手、本を投げそうになる)
このティール組織という本は、人間の意識の発達段階(進化という言葉も使ってたかも)によって、組織形態も変わり、これからの組織はティール組織だ、みたいなことを言っている本です。ただ、この組織の発達段階のフレームワークを語るには、その筋道が貧弱。「ケン・ウィルバーの理論を応用してみました」程度の理由で、あとはその理論に合った事例がいくつか述べられているだけ。いくつかっていっても、実際に主なものは2つくらい。
おいおい、たった2つの事例で(歴史的なものを含んだ)組織の発達段階を全部語っちゃうのかよ、酷いな、というのが私の最初の感想でした。(読書会に参加するために読んだもので、そうでなければギブアップしてたかも)
ただ、途中で少し考え直して、その本からポジティブな所だけを取り出して読もうとしてみました。つまり、この本(に限らないけど)は、そのフレームワーク(理論)を知るということが大事で、そのフレームワークが事実であるかどうかとかは大事じゃないということなんですよね。「あー、こういう見方もあるよね」ということがあれば、それでいい、と。
わたしは「こういう見方」というのがあった時には、そのふさわしさとか、その見方による何かを予測できることとかが大事なんだと思ってましたが、そうでない人も多いってことですよね。つまりそう考えると、最初の理系・文系の違いとして、「理論があった時に、理論の予測力を重視するか」が理系と文系の分かれ目にあるのかもしれません。
理論には、未知の問題を予測できるか?それとも、理論はある物事を説明できるか?
前者が理系的、後者が文系的と捉えることもできるんじゃないか、とふと思いました。
長いな...単なる自分のメモだからいいか。
posted by やまざきしんじ at 22:52| Comment(0)
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2017年11月24日
専門家じゃない人がセミナーで突っ込んだ話
先日、とある人とセミナーで「**士」(←何かは内緒)が法律の話をすると、ひどくて聞いてられないことがある、と。
たしかにわたしも素人の人がセミナーでコンピュータの話(特にAIとか)や心理学の話をしているのを聞いていて、「あー、だめだー」となることはあります。
二次会で話すならいいんですが、セミナーのコンテンツとしては微妙。いつの時代の話だよー、というのはいろいろな分野であります。以前、教育学の教授(まじで?)という人の話を聞いて、「お前が大学時代ならそう言われてたけど、とっくの昔に否定されてる不勉強すぎだろ!!」とキレたことを思い出しました^^;;
知人と話していたときには6割くらいが「すげー」と思って、2割くらいが「えー?」、2割くらいが「デタラメすぎだ..」というようなセミナーが結構あるそうです。もちろん、自分がよく知ってるネタならいいんですけど(といっても、隣接領域とかの場合はそうでないかどうか本人にはわからないという)
この話のポイントは続きにあって、ポイントはその結構デタラメが入っていても信じる6割を上手く洗い出せるということです。その分野に詳しい人なんて客になりませんからね。
続ヤバイ経済学だか、その続編だかで読んだ本にあった何故、銀行が凍結されるのはナイジェリアなのか問題(答えは、いつものそれでさえひっかかるバカをあぶり出すため)というのと同じ構造ってことですよね。
「自己啓発に2000万円かけた」と聞いた時に「バカすぎ」と思う人はセミナーに来ないほうがいいですもんね。
たしかにわたしも素人の人がセミナーでコンピュータの話(特にAIとか)や心理学の話をしているのを聞いていて、「あー、だめだー」となることはあります。
二次会で話すならいいんですが、セミナーのコンテンツとしては微妙。いつの時代の話だよー、というのはいろいろな分野であります。以前、教育学の教授(まじで?)という人の話を聞いて、「お前が大学時代ならそう言われてたけど、とっくの昔に否定されてる不勉強すぎだろ!!」とキレたことを思い出しました^^;;
知人と話していたときには6割くらいが「すげー」と思って、2割くらいが「えー?」、2割くらいが「デタラメすぎだ..」というようなセミナーが結構あるそうです。もちろん、自分がよく知ってるネタならいいんですけど(といっても、隣接領域とかの場合はそうでないかどうか本人にはわからないという)
この話のポイントは続きにあって、ポイントはその結構デタラメが入っていても信じる6割を上手く洗い出せるということです。その分野に詳しい人なんて客になりませんからね。
続ヤバイ経済学だか、その続編だかで読んだ本にあった何故、銀行が凍結されるのはナイジェリアなのか問題(答えは、いつものそれでさえひっかかるバカをあぶり出すため)というのと同じ構造ってことですよね。
「自己啓発に2000万円かけた」と聞いた時に「バカすぎ」と思う人はセミナーに来ないほうがいいですもんね。
posted by やまざきしんじ at 10:25| Comment(0)
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2017年03月13日
夢と魔法と資本主義の国
先日、人生初めてディズニーランドに行ってきました。まぁ、思ってたくらいな感じでした。ただ寒かった~ ><)
ちなみにディズニーに入っていて思うのはキャスト(と呼ぶんですよね?)の人が若い!!大学生くらいのアルバイトが園を運営している感じです。もしかすると大学生よりちょい上の人もいるかもしれない。まぁ、お客さんも若い人がメインだからいいかな?フレンドリーな感じもしますしね!
ってことはですよ。この魔法ランドは莫大な土地という土地資本の投入が最大のポイントにはなっていながらも、さらに加えて労働資本的な産業ってことですよね?ブランドに加えて、大都市近郊の莫大な土地を抑えるということで持続的戦略優位を作るってことは分かってましたが、その本質は安い労働力で利益を稼いでいくモデルでしょうか?
逆に見ていると、お昼ごはんを売ってる売店なんかもキビキビ働いているように見えるけど非効率。行列できすぎ..><) ここの人は一生懸命働いているから文句はつけられない感じだけど、明らかに効率的なシステムになってません。っていうか、よくよく見ると園全体がそういうシステムだし!!
最初はスタッフ(あれ?キャスト?)が非正規労働者ばかりなので、改善するインセンティブがないためかな、と思ってました。かといって、改善するために正規雇用を増やすと、超高収益という夢と魔法(←投資家にとってですよ!)が醒めてしまうからと思ってました。
でもよく考えると違いますよね?結局、ここのビジネスモデルは「お金を払って入園してもらう」ことであって、個々のイベントやアトラクションでお金を払ってもらう訳じゃないので、「仕方ないなー」と並んでいてもらわないとアトラクション数が圧倒的に少ないわけですよね?
製造業的な視点で、待ち行列を減らすように最適化してしまうと、行列に並んでいない人たちに対しては別の新しいアトラクションをあてがわないといけません、ってことはコスト。つまり、「ディズニーランドは並ぶよ〜」なんてアドバイスをもらっていたんですが、むしろディズニーランドは「お客さんに並ばせるのがビジネス」ってことですよね。
もし、55分並んで、5分乗り物に乗る、ってなら乗り物が1000人分あれば、それで12000人分がさばけるわけです。もし25分並んで5分乗るな6000人分しかさばけない。
だからパレードのためにお客さんに座ってみていてもらう(新しいアトラクション作らなくていい!!)のも、食事のために並んでいてもらおうのも(ディズニーの食事は混むから並ばないといけない、と思ってくれているお客さんを並ばせておこう!)、全部ディズニーのビジネスな訳です。
いやー、こうして夢と魔法の国(投資家にとっての)がデキているんだなー、と堪能したわけです。
え?ディズニーのホスピタリティの魔法???あー、そんな本買ってる人たちもいたみたいですね。どんな本か知りませんが、非本質:->スタッフは一生懸命やってる感じでお客さんに突っ込まれないが、システム全体で非効率を作り込んであるわけです。ビバ、非正規雇用:0
ちなみにディズニーに入っていて思うのはキャスト(と呼ぶんですよね?)の人が若い!!大学生くらいのアルバイトが園を運営している感じです。もしかすると大学生よりちょい上の人もいるかもしれない。まぁ、お客さんも若い人がメインだからいいかな?フレンドリーな感じもしますしね!
ってことはですよ。この魔法ランドは莫大な土地という土地資本の投入が最大のポイントにはなっていながらも、さらに加えて労働資本的な産業ってことですよね?ブランドに加えて、大都市近郊の莫大な土地を抑えるということで持続的戦略優位を作るってことは分かってましたが、その本質は安い労働力で利益を稼いでいくモデルでしょうか?
逆に見ていると、お昼ごはんを売ってる売店なんかもキビキビ働いているように見えるけど非効率。行列できすぎ..><) ここの人は一生懸命働いているから文句はつけられない感じだけど、明らかに効率的なシステムになってません。っていうか、よくよく見ると園全体がそういうシステムだし!!
最初はスタッフ(あれ?キャスト?)が非正規労働者ばかりなので、改善するインセンティブがないためかな、と思ってました。かといって、改善するために正規雇用を増やすと、超高収益という夢と魔法(←投資家にとってですよ!)が醒めてしまうからと思ってました。
でもよく考えると違いますよね?結局、ここのビジネスモデルは「お金を払って入園してもらう」ことであって、個々のイベントやアトラクションでお金を払ってもらう訳じゃないので、「仕方ないなー」と並んでいてもらわないとアトラクション数が圧倒的に少ないわけですよね?
製造業的な視点で、待ち行列を減らすように最適化してしまうと、行列に並んでいない人たちに対しては別の新しいアトラクションをあてがわないといけません、ってことはコスト。つまり、「ディズニーランドは並ぶよ〜」なんてアドバイスをもらっていたんですが、むしろディズニーランドは「お客さんに並ばせるのがビジネス」ってことですよね。
もし、55分並んで、5分乗り物に乗る、ってなら乗り物が1000人分あれば、それで12000人分がさばけるわけです。もし25分並んで5分乗るな6000人分しかさばけない。
だからパレードのためにお客さんに座ってみていてもらう(新しいアトラクション作らなくていい!!)のも、食事のために並んでいてもらおうのも(ディズニーの食事は混むから並ばないといけない、と思ってくれているお客さんを並ばせておこう!)、全部ディズニーのビジネスな訳です。
いやー、こうして夢と魔法の国(投資家にとっての)がデキているんだなー、と堪能したわけです。
え?ディズニーのホスピタリティの魔法???あー、そんな本買ってる人たちもいたみたいですね。どんな本か知りませんが、非本質:->スタッフは一生懸命やってる感じでお客さんに突っ込まれないが、システム全体で非効率を作り込んであるわけです。ビバ、非正規雇用:0
posted by やまざきしんじ at 09:24| Comment(0)
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2015年10月18日
書道
最近はひらがなは書けるようになりましたが、カタカナはぼちぼちです。
というわけで、ひさびさの書道です。ちなみにカタカナはわからないものがあるようなので、タブレットで調べながら書いてました。
ひらがなもカタカナもなんか書き順とか変で、書く場所がフリーダムですが(いつもはここまでフリーダムではない)なかなかおもしろいです。
ちなみに水性の墨なんで、いざというときにも安心です:->
というわけで、ひさびさの書道です。ちなみにカタカナはわからないものがあるようなので、タブレットで調べながら書いてました。
ひらがなもカタカナもなんか書き順とか変で、書く場所がフリーダムですが(いつもはここまでフリーダムではない)なかなかおもしろいです。
ちなみに水性の墨なんで、いざというときにも安心です:->
posted by やまざきしんじ at 19:35| Comment(0)
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2015年08月28日
愛についての5つの誓い
最近、”愛”について目にすることがしばしばあります。そんな訳で、少し前のある哲学者の言葉を書いておきます。誰の言葉かはマイナーなんで、ここでは書きません^^;;
一つ、愛する者は、いつも前を向いて歩き続けること。
一つ、愛は与えるもの。
一つ、愛することは守り合うこと。
一つ、愛する者は、自分を信じ、決して後悔しない。
一つ、愛する者は、一流の紳士・淑女たるべし。
深いな..
一つ、愛する者は、いつも前を向いて歩き続けること。
一つ、愛は与えるもの。
一つ、愛することは守り合うこと。
一つ、愛する者は、自分を信じ、決して後悔しない。
一つ、愛する者は、一流の紳士・淑女たるべし。
深いな..
posted by やまざきしんじ at 17:28| Comment(0)
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2015年08月23日
Skypeでビブリオバトル
やってみた!!
超難しいでした。
ビブリオバトルは3年くらい前に一度参加したことあるんですが、今回はとてもむずかしかったです。
Skypeなので、相手の表情がみえないので、どんどんと不安になっていき、テンションが下がっていきます..orz
うーん、Youtubeをセミナー動画を作るとテンションあげるのが難しいですが、あれよりも2倍くらい難しかった...
超難しいでした。
ビブリオバトルは3年くらい前に一度参加したことあるんですが、今回はとてもむずかしかったです。
Skypeなので、相手の表情がみえないので、どんどんと不安になっていき、テンションが下がっていきます..orz
うーん、Youtubeをセミナー動画を作るとテンションあげるのが難しいですが、あれよりも2倍くらい難しかった...
posted by やまざきしんじ at 20:01| Comment(0)
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2015年06月17日
「科学で証明され」たくない
なんかWIREDでよく「〜が科学で証明される」という記事が出てる気がします。
例えば、
人の「群れ」を効率的に操作するには:科学的な証明
あ、こっちは実験で証明ですね。
オスの存在理由、実験で証明される
あ、WIREDだけかと思ったらググったらいろいろあるんですね。ハフィントン・ポストの
科学が証明したすぐ幸せになれる16の方法
なんか科学で証明ってとこはツッコまないのがお約束としても、なんだかムズムズする言い回しですよね。内容から連想されるものも、直訳調すぎて辛いところも。「科学」や「証明」へのコンプレックス的な感覚とかも。
なんでこんなムズムズする言い方流行ってんだよ!!
例えば、
人の「群れ」を効率的に操作するには:科学的な証明
あ、こっちは実験で証明ですね。
オスの存在理由、実験で証明される
あ、WIREDだけかと思ったらググったらいろいろあるんですね。ハフィントン・ポストの
科学が証明したすぐ幸せになれる16の方法
なんか科学で証明ってとこはツッコまないのがお約束としても、なんだかムズムズする言い回しですよね。内容から連想されるものも、直訳調すぎて辛いところも。「科学」や「証明」へのコンプレックス的な感覚とかも。
なんでこんなムズムズする言い方流行ってんだよ!!
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2015年05月26日
攻撃側がらく過ぎる
ツイッターはアホな情報を流している人がいると、コメントが飛んでくることもあると思いますが、フェイスブックは厳しいですね。デマ流している人が大量に湧いてますが、コメントできない^^;;;; 絶対面倒なことになりますからねー。
真実よりも、関係性ってのがSNSでしょうか^^;;
ちなみにデマを流す側は圧倒的に有利です。なんてったって書くだけですから^^;; エビデンスとかいらないし..
あとは、リテラシが低めの人が拡散してくれます (-_- ;;
おうおうにして、これらのデマを専門家と称する人がはじめたり、拡散するのがさらにやっかい度をまします。
デマ(例えば「***は体に悪い。でも、業界団体がほげほげとか」、「抗癌剤は云々とか」)を広げる側は楽なんですが、「そんなのない」というためには結構な手間暇がかかります..
先程も、とあるものが、ある地域で制限されているっていう情報が本当かぐぐって15分もつぶしてしまいました(デマだった)
まぁ、デマを拡散する人たちはだいたい決まってるので、そういう人たちの書き込みを見ないようにするか、そういうデマっぽいものを見ても、いちいちデマかどうかチェックしないで、「あー、またやってんなー」と無視すればいいんですが^^;;;
ちなみに、こういった陰謀論って、おうおうにしてスピリチュアルな人と相性がよくて、さらにそこに謎の健康食品で稼ぐやつらと、マルチやらネットワーク商売がこんがらがって、楽しい状況になりがちなのはなんでだろ〜♪
真実よりも、関係性ってのがSNSでしょうか^^;;
ちなみにデマを流す側は圧倒的に有利です。なんてったって書くだけですから^^;; エビデンスとかいらないし..
あとは、リテラシが低めの人が拡散してくれます (-_- ;;
おうおうにして、これらのデマを専門家と称する人がはじめたり、拡散するのがさらにやっかい度をまします。
デマ(例えば「***は体に悪い。でも、業界団体がほげほげとか」、「抗癌剤は云々とか」)を広げる側は楽なんですが、「そんなのない」というためには結構な手間暇がかかります..
先程も、とあるものが、ある地域で制限されているっていう情報が本当かぐぐって15分もつぶしてしまいました(デマだった)
まぁ、デマを拡散する人たちはだいたい決まってるので、そういう人たちの書き込みを見ないようにするか、そういうデマっぽいものを見ても、いちいちデマかどうかチェックしないで、「あー、またやってんなー」と無視すればいいんですが^^;;;
ちなみに、こういった陰謀論って、おうおうにしてスピリチュアルな人と相性がよくて、さらにそこに謎の健康食品で稼ぐやつらと、マルチやらネットワーク商売がこんがらがって、楽しい状況になりがちなのはなんでだろ〜♪
posted by やまざきしんじ at 15:20| Comment(0)
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2015年02月27日
何でもは知らない、知ってることだけ
世の中にはいろいろなことを知ってる方がいますよねー。
本当に知ってる人もいれば、知ってると称している人まで。有名人やなんやらの中には、何を聞いても答えを持っている(かのように見える)人がいます。
「愛とは何か」とか「日本の未来はどうあるべきか」といった誰も答えられないタイプの質問に対しては、好きに答えていいんですが。明確な答えのある、知識が必要な質問を何でも答えられる人もいますよね〜。
すごいですね〜。
先日、たまたま会った人がどんな質問にも答えてすごいな〜、と思いました。
「**さんは何でも知ってて凄い」
ちなみに、自分が知ってる分野について語っていたことを聞いたらかなりデタラメでした^^;;;
何でも知ってる人は凄いと思うけど、何でも答える人は怪しいってことですね^^;;
本当に知ってる人もいれば、知ってると称している人まで。有名人やなんやらの中には、何を聞いても答えを持っている(かのように見える)人がいます。
「愛とは何か」とか「日本の未来はどうあるべきか」といった誰も答えられないタイプの質問に対しては、好きに答えていいんですが。明確な答えのある、知識が必要な質問を何でも答えられる人もいますよね〜。
すごいですね〜。
先日、たまたま会った人がどんな質問にも答えてすごいな〜、と思いました。
「**さんは何でも知ってて凄い」
ちなみに、自分が知ってる分野について語っていたことを聞いたらかなりデタラメでした^^;;;
何でも知ってる人は凄いと思うけど、何でも答える人は怪しいってことですね^^;;
posted by やまざきしんじ at 08:02| Comment(0)
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2015年02月14日
カント主義と結果主義
今日、某所で自分の昔のブログ記事のネタを何やら話されてムズムズしてブログを少し読み返してしまいました。
そういえば、僕は仕事という点では努力でなく、結果を重視します。
いわゆる帰結主義というやつでしょうか?そこでは、行為者の意図といったものは考慮しません。
一方で、倫理的な振る舞いや人間としての活動一般では結果でなく行為者の意図を重視する立場です。カント主義とでもいうのでしょうか?
こうやって考えると、自分は人間としての振るまいと仕事においての立場は違うんだなー、ということにいまさら気付きました。
そういえば、僕は仕事という点では努力でなく、結果を重視します。
いわゆる帰結主義というやつでしょうか?そこでは、行為者の意図といったものは考慮しません。
一方で、倫理的な振る舞いや人間としての活動一般では結果でなく行為者の意図を重視する立場です。カント主義とでもいうのでしょうか?
こうやって考えると、自分は人間としての振るまいと仕事においての立場は違うんだなー、ということにいまさら気付きました。
posted by やまざきしんじ at 17:57| Comment(0)
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2014年12月17日
本当・本気メソッド
うわっ。また、見ちゃった「あなたは本当の**を知ってますか?」
これ、使い古されて手垢がついたどころか、もうちょっとどうなの?、と思うレトリックですが、まだまだ人気ですねよ。
使ってる側は「あー、もうちょっと今更感あるわー」って思ってるのか、それとも「一周したし、逆にナウいじゃん」って思って使ってるのか気になるところです。
「本当の**」や「ホンモノのxx」というのは、もちろん自分以外の周りの人達や読者に「ニセモノ」のレッテルを貼った上で自分こそがホンモノというのを言外に漂わせるってヤツですよね。もちろん、ホンモノだけが知ってることを自分は知っていると主張こそしますが、具体的にそれが何かはモヤモヤっとした感じで伝えます^^;;もしくはブログならば、そこで話が終わります^^;;
また、”本当”、”ホンモノ”だけでなく、「本気であなたは**してますか?」というのも人気ですねー。相手の努力などを”本気”かどうかを確認するってヤツですよね。どんなに努力しても、「それで本気と言えるのですか?」という攻撃は有効です。自分のことさえ棚上げにしておけば、相手を攻撃するのは簡単ですもんね。
この”本当”、”ホンモノ”にしろ”本気”にしろ、相手を一方的に攻撃をする、自分については棚上げをする、自分の凄さは具体的でなくモヤっと伝える、という3つを組み合わせることで、”本当・本気メソッド”は完成します。
逆に”本当”や”本気”という言葉をことさら使う人はニセモノ率が高いので、むしろモヤっとした空気じゃなくて、実績や理屈を書いてる人を信用した方がハッピーになれる確率が高そうです:->
これ、使い古されて手垢がついたどころか、もうちょっとどうなの?、と思うレトリックですが、まだまだ人気ですねよ。
使ってる側は「あー、もうちょっと今更感あるわー」って思ってるのか、それとも「一周したし、逆にナウいじゃん」って思って使ってるのか気になるところです。
「本当の**」や「ホンモノのxx」というのは、もちろん自分以外の周りの人達や読者に「ニセモノ」のレッテルを貼った上で自分こそがホンモノというのを言外に漂わせるってヤツですよね。もちろん、ホンモノだけが知ってることを自分は知っていると主張こそしますが、具体的にそれが何かはモヤモヤっとした感じで伝えます^^;;もしくはブログならば、そこで話が終わります^^;;
また、”本当”、”ホンモノ”だけでなく、「本気であなたは**してますか?」というのも人気ですねー。相手の努力などを”本気”かどうかを確認するってヤツですよね。どんなに努力しても、「それで本気と言えるのですか?」という攻撃は有効です。自分のことさえ棚上げにしておけば、相手を攻撃するのは簡単ですもんね。
この”本当”、”ホンモノ”にしろ”本気”にしろ、相手を一方的に攻撃をする、自分については棚上げをする、自分の凄さは具体的でなくモヤっと伝える、という3つを組み合わせることで、”本当・本気メソッド”は完成します。
逆に”本当”や”本気”という言葉をことさら使う人はニセモノ率が高いので、むしろモヤっとした空気じゃなくて、実績や理屈を書いてる人を信用した方がハッピーになれる確率が高そうです:->
posted by やまざきしんじ at 09:33| Comment(0)
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2014年11月21日
毎日1%向上させると1年で...
とかいうレトリックは人気ありますよね。一見大したことない積み重さねが後々で大きな差になります、ということが言いたいんですよね。
そういえばいいじゃん!
そんなわけで、
一見大したことない積み重さねが後々で大きな差になります
はい。終了。
毎日1%向上させることが出来る自己ってどんだけペラペラなんだよ。生後1歳かっちゅうの、って誰か突っ込んでまわってください^^;;
そういえばいいじゃん!
そんなわけで、
一見大したことない積み重さねが後々で大きな差になります
はい。終了。
毎日1%向上させることが出来る自己ってどんだけペラペラなんだよ。生後1歳かっちゅうの、って誰か突っ込んでまわってください^^;;
posted by やまざきしんじ at 08:00| Comment(0)
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2014年04月14日
キツネとハリネズミと100のやること

知人が100のやりたいことを書き出していました。たしかに毎年、やりたいこと100個書き出す友人も多いし、いろいろなところで推奨されていることです。
一方、...僕はやりません。もし、リストアップするならやりたいことは100個でなく、1個であるべきでしょう。
キツネは多くの小さなことを知っている、
ハリネズミは一つの大きなことを知っている、
と言われます。実際に100個のやりたいことよりも1個のやりたいことの方が、効果が大きいはずです。
それならば、100個のやりたいことでなく、100個のやらないことをリストアップするべきではないでしょうか?(←今、思いついたので実践してない)
100個のやらないことリストを作って、1個のやるべきことに集中する、そちらの方が結果につながるはずです。
た、だ、し、これにはひとつ罠があります。
仕事でなく、プライベートの場合は、やりたいことは単にやればいいということでもあります。プライベートのやることの目的が”息抜き”だとするならば、一つの大きなことをやるよりも、たくさんの小さなことをする方が幸福感が高まりやすいです。
これは、人は馴化(じゅんか)といって、要はすぐ慣れる動物だからです。そのために、1つの大きなことをやってもすぐ慣れてしまうのに対して、たくさんの小さなことをやれば幸福感が続くのです。
ところで、100個のやりたいことリストは何のために作るものでしょうか?
こういうものを作ることで、やりたいことをいろいろ出してもっと達成するため?
日常を見つめ返し、意外とやりたいことを確認するため?
後者のやりたいことリストならば僕も作ってみたいです。
・朝5時に起きて、一人でサッカー見ながら仕事したりする
・自分の書いたブログを知人に「面白いよって言ってもらう」
・自分の読書会に新しい人が来る
...
うう、書いてるとやりたいことよりも、起こると嬉しいなリストになってきました。
でも、これはリストを事前に作らなくても毎日の中から摘み取れるものですね。きっちりと日常の中を見つめさえすればいいと思います。
Carpe diem!
写真はWillButron2さんのものを使用しています。
posted by やまざきしんじ at 07:29| Comment(0)
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2014年03月01日
名古屋ライフハック研究会に参加してきました

今日は名古屋ライフハック研究会に参加して来ました。
内容は「流される人生をやめ、本当にやりたいことをスタートしよう!」です。
ちなみに私は、「ミッション」とか「人生の目的」とか全くどうでもいいと思っています。そういうのは、ニューソート→ニューエイジ→自己啓発の流れで、僕は「あるがまま」で「自分の目的」や「ミッション」なんて不要と基本的に考えていました。
目の前のタスクの優先度を決めたり、仕事の1年単位くらいでのやることを決めるのは好きでそれなりにやっていますが、「10年後に何をする」とか「自分が死ぬ時にどのように覚えられたいか?」なんていうことは1ミリも考えていません。「死ぬこと」に意義を見出そうとはちっとも思っていないし、「人生とはそういうものだ」と思っているからです。(←この辺、ギリシア哲学(含むストア派)の影響が大きいです)
そんな訳で、「本当にやりたいこと」や「ミッション」といった考え方は、まったく自分の思想や信念と反するのですが、それだからこそ面白いかと思って参加してみました。基本的に、自分を否定するような情報を得ることは好きなので...^^;;;
今日の内容はほとんどが個人ワークで、ひたすらウンウン考えて書いてくものです。自分のこれまでのことをいろいろと書き出して、これからの目的を考えて、それをブレイクダウンするといったところでしょうか。書いてしまうと簡単ですが、これを2時間以上かけて行いました。ずっといろいろと考えていたので、かなり疲れました。自分なりにワークシートを埋めるのですがその背景とか、その結果とかを書き込みながら書いてるとどんどんと時間が過ぎていきます。
個人的には自分の過去を振り返ることで、未来の目的を考えることが出来るという考えは全く違うと思っています。これは、過去は分析することしかできないが、いくら過去を分析しても未来の目的という「自分の意思」は出てこないからと考えているからです。未来は分析して与えられるものでなく、自分の積極的な意思、もしくは「判断」のはずです。
そんな訳で過去について考えることについては、ワークは面白かったものの、むしろ自分の過去の再確認をしたといったところでしょうか。「ミッション」や「人生の目的」には貢献しませんが、自分の今の考え方のクセや価値観の背景を俯瞰するための材料といった感じです。
過去と違って未来については、自分で決めることです。そのため、しっかり時間をとって考えてみるのは最高の時間でした。長い先(例えば「死ぬ時にどう思われたいか」)はあるかないか分かりませんが、今の自分の優先順を再考するには最高の機会になりました。
また、今回はLT(ライトニング・トーク、参加者が5分間で行う短いプレゼン)の参加希望者がほとんどいなかったということで、お願いしてやらせてもらいました(←結局いつもLTしてる)
今回のタイトルは「細かすぎて伝わらない心理学」ということで、「ビリヤードにおける練習法」を心理学の研究から説明させていただきました:->
なお、次回は6/1(日)に開催とのことでした。また、参加できるといいなぁ...
posted by やまざきしんじ at 22:52| Comment(2)
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2014年01月27日
起業したい人が考慮すべき2つのこと

たまに起業しようとしている人の相談に乗ることがあります。この時に考える2つのポイントを書いてみます。
まずは、「相手がそれを買うかどうか」です。よくあるダメパターンは「これは良い物だから、これは良いサービスだから、売れる」というものです。
特に自分のサービスに思い入れがあるとそれを高く評価してしまいがちです。
例えば、営業で苦労した人は、「営業教育サービス」は売れると判断するかもしれませんし、自分にとっては10万円以上の価値があると思うかもしれませんが、個人向けの「営業教育サービス」が5万円で売れるかというと、それは難しい気がします。
もちろん、それがすごくいいもので、しかも教育を受ける前でもその良さが分かるほどのものならば売れるかもしれません。でも、そんなサービスは滅多にないでしょう。
次にポイントなのは、競合の存在です。競合が多いものは当然難しいでしょう。
もし、「フラワーアレンジメント教室」で起業しようとする人がいたら、「趣味ならいいけど、それで食うのは無理」とアドバイスします。
こんな直球の人は少ないかもしれませんが、「うちはフラワーアレンジメントでなくて、フラワーセラピーを組み合わせた新しいものだから」とか「私は**流の師範の資格も持っているから、他の人と違う」といったように、他人から見たら大して違いがない差別化ポイントを主張したりしてます。
もちろん、フラワーアレンジメントでも食っていくことはできるでしょう。でも、参入障壁が非常に低いし、既にやっている人が多いので、相当工夫をしないと難しいことは容易に想像できると思います。
ここまで読むと、「じゃあ何をすればいいんだ?」となるかもしれません。
でも、客がお金を出したくなる課題はたくさんあります。
病気の子供を預かってもらうサービス、車庫入れが上手くなる商品、特定の分野の論文をすぐに調べてまとめてくれるサービスは僕の課題を解決してくれますから、一定のお金を出します。
競合との差別化を考える場合は、自分の扱っている商品やサービスに大しての知識が多いために、大した違いがなくともそれを過大評価しがちです。
解決する課題を変えるか、もしくは課題を持っている人(≒売る相手)を変えるのかを考えていくことで、競合との差別化はできるはずです。
そういえば、よく企業買収の際にある間違いで「俺の方がもっと上手く経営できるぜ症候群」というのがあります。起業の際にも、上の病気を発症してしまい、競合とまったく同じことをしてしまうのです。
競合と同じことをして、戦術レベルで(やり方で)違いを出すのは難しいです。もちろん大事なことですが、最初からそこを狙っていくのは筋が悪いです。
こうやって考えると起業を考える人に必要なのは、2つのポイントでなく「アイデアの力は無限」ということを信じているかどうかかもしれません。何をやるかをどれだけ考え続けられるのかだと思います。
posted by やまざきしんじ at 09:05| Comment(0)
| 日記
2014年01月15日
たのしいちから
やりたくないことだけどやらないといけないことはいろいろある。
また、日頃やってるけどつまらないことってたくさんある。
この解決策として、可視化はいい手と最近よく思う。まず、既になくしてしまったけど、去年、FtiBitという万歩計は衝撃的だった。ただの万歩計で、パソコンと同期して毎日の歩いた歩数が出てるだけなんだけど、歩数が出ることで歩くことが楽しくなった。
ちょっと買い物があったときにでも「あ、コンビニに買いに行ってくるよー」と、歩数を稼ぐために、思わず歩きにいきたくなる。
これまでなら、アパートの階段を登り降りするのが面倒で、コンビニ行くのも面倒だったのに、歩数を稼ぐために、ちょっとしたことでもコンビニや外に行くのも楽しくなった。
実は1週間くらいで、FitBitを落としてしまったんだけど...ストラップをつけておいて、毎回ベルトループにつけておけばよかったと思ったのは後の祭り。
実は、先日、新しくドルツのジェットウォッシャーというのを買った。これが超秀逸。要は水で口の中を洗うフロスみたいなものを想像して欲しい。
上のリンクのカスタマーレビューの数と評価を見れば、おおよそわかると思うけど...
で、これがまた楽しい。
「歯磨きをしてから使う」のが標準的な使い方なようだけど、実は歯磨きの前にジェットウォッシャーするのが楽しい。シャーっと、口の中の細かい汚れが洗面所にいっぱい出てくる。まだ慣れてないから、洗面所がビタビタになるけど、そのビタビタになった洗面所に口の中のゴミが出てくる。
実は歯磨きをしても、このゴミの大半は流れると思うんだけど、歯ブラシと違って、ジェットウォッシャーの場合は、きちんと洗面所に散らばるのがポイント。見てて楽しい。
見てて楽しいとどうなるかというと、ともかく歯を磨きたくなる。洗面所に散らばったカスを見て、
「うわーっ、口の中綺麗になってるー」
と感激したいのだ。
よく考えると、このジェットウォッシャーもFitBitも同じだ。つまらないことでも、見えるようになるとそれだけで楽しくなってくる。
禅には「日常自体が修行」といった考え方があるが、こういった見えるようにしていくこととつながっているのかもしれない。
posted by やまざきしんじ at 06:54| Comment(0)
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