2013年07月18日

銚子と仁村薫はどちらがいい選手か?(1988年当時)

中〜高校生の頃、ホビージャパン社の熱闘12球団ペナントレースというカードゲームにハマっていたことがあります。これは野球のゲームなんですが、これをやると今でいうセイバーメトリクスに似たことをいろいろ考えることになります。


で、当時の問題に、1988年の中日の仁村薫(115打席打率.287長打率.509)は、ホエールズの銚子利夫(480打席打率.271長打率.304)とどちらがいい選手なのかということがあります。

ちなみに、このカードゲームにおいては、仁村薫(いわゆる仁村兄)のカードと銚子利夫のカードは守備力と走力を無視すれば、確実に仁村薫の方が上です。記憶によれば、実際にこの年のチャンス打率とか代打打率で仁村薫がすごかった記憶があります。


それでは、あらためて考えると仁村薫の方が銚子よりも本当に上なんでしょうか??
もしそうなら、なぜ仁村薫はスタメンじゃなかったのでしょうか?



打席数が少なかったのでたまたま打率が上ブレしただけということも考えられます。
たしかに銚子利夫は生涯打数が1225で打率が.256、仁村薫は生涯打数が432で打率が.231です。でも、それは二人が引退した後だから言えることです。それでは、1988年の仁村薫をどう評価すればいいのでしょうか?


その答えがようやく見つかりました(25年かかった...)最近、セイバーメトリクスに興味があってホームページを見ているのですが、その中にあるリプレイスメントレベルという考え方です。

これは、貢献度を計算するならば、例えばチームの平均打席が480ならば、銚子の打率はそのまま.271長打率.304と計算し、仁村薫の場合は115打席分は打率.287長打率.509で計算するが、残りの365打席分は、残りの(非スタメンの)選手の平均値として計算するということです。例えば、打率.235長打率.295としてみます。

こうやって計算すると
銚子利夫:  打率.271長打率.304
仁村薫: 打率.287長打率.509
修正後: 打率.247長打率.346

となります。つまり、打率は銚子の方が上というわけですね。長打率が修正後でも仁村薫の方が高いので、実際には出塁率なども評価しないといけなさそうですが..


まぁ、ゲームで使用する場合は仁村薫は115打数までしか使えないとか(それだと厳しいので115打数の1.5倍程度)のルールが妥当で、データはそのままにしておくというのがいいかもしれませんし、この修正後の値と実際の成績の中間あたりを値にするというのもアリかもしれません。


そういえば、こういう打数が極端に少ない選手といえば、1985年の西武の白幡勝弘(後の隆宗)が思い出されますよね。打席26で、打率.286、出塁率.423(四球が5個あった)、長打率.571という打数を無視すればスーパー選手です(熱闘12球団ペナントレースでは!)

ちなみに生涯打席405ですが、打率.257、長打率.384だったんですね。出場は少ないながらもそこそこいい成績ですね。
posted by やまざきしんじ at 20:12| Comment(0) | 日記
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