2013年05月17日

2つに分かれゆく大学と企業予備校

univ.jpg

大学について話すと、残念ながら大学に求められているのは企業予備校といったもののようです。まぁ、そういう面があるのは理解できますが、この企業予備校が重視するのは、コミュニケーション能力だったり、マナーだったりしているあたりは悲しくなります。

ちなみに大学生に聞くと、つまらない授業よりも、上記のようなもの(面接対策?)を優先してほしいという話を聞きます。もっとも、聞く大学生のレベルのようなものによりますが。

(一般的に学力の高い学生の方が、こういう志向は少ない...ただし、これは学力の高い学生は就職がよりイージーであることと関係しているかもしれません)

 自分が技術者で、これまでのいろいろな会社で、「人柄やコミュニケーション能力さえあれば、後の知識はなんとかなる」といって採ったもののなんともならない人をたくさん見てきたせいなのか、それとも自分は大学時代にコンピュータどっぷりでそれは就職後にも十分役だったという経験のせいなのか、このようなコミュニケーション力重視の風潮には嫌な感じをいだきながら横目で眺めています


 うちで塾をやっているせいもあり、最近はEラーニング関連のアレコレをチェックすることが多いのですが、(主に)アメリカの事例を見ていると大学〜社会人へのEラーニングの可能性に胸踊りますし、実際にコーセラなどで授業を受けると「すげーっ」と思います。大学生が学習できることは増えているし高度化するという印象です。

 でも、日本で求められている大学はそっちじゃなくて、コミュニケーション予備校みたいなものだったりするんですね...大学が養成できる人材と、世の中に求められている人材のギャップが広がっているという見方もできますが、そうすると世の中に求められている人材が軽薄になってきている気もします。
  
 もしかすると、コンピュータのおかげで專門能力を必要とする職業が減ってきて、ほとんどの人にとってはコミュニケーション能力だけでよくなってきたのかもしれませんし、もしくは專門職につける人の需要はそれほど変わってないけど誰でも大学に入れるようになっただけなのかもしれませんね。
 
posted by やまざきしんじ at 10:16| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。