2012年07月01日

6月の読書日記

6月 の読書記録

【読書状況】 8 冊読了 / 6 冊購入 【購入費】 10038 円

実際にはカントのプロレゴメナの再読とヴェブレンの有閑階級の論理をだいぶ読んだ(読了してない)^^;;ので、読了数はいつものページでしょうか。

今更読んだオイディプス王が一番おもしろかったです。あと読了はしていませんが、ナオミ・クラインの「ショック・ドクトリン」がひどかったです(ひどくて途中でやめた)買わなくてよかった...^^;;


「武器としての交渉思考 (星海社新書)」
瀧本 哲史 講談社 903 円
読了(2012-06-30)
若者向きの新書です。

交渉本に興味があるのと、心理学から見た交渉ってテーマで何か考えてたので買ってみました...

まぁ、若者がはじめて読む交渉本にしてはいいと思います。期待してたポイントと違ったというかんじです。

ちなみに章のまとめがキレイになってたり、読むポイントが太いフォントで書いてあったりと読書初心者向きになってますね^^;; 中学生でもいけそう。

「「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)」
勝間 和代 ディスカヴァー・トゥエンティワン 1050 円
読了(2012-06-23)
真面目に勝間本を読むのは初めてだったのですが、かなり面白かったです。とても分かりやすいし、知らないことや考えていないことがいっぱい載ってました^^;;

ぼくもカツマーデビューの日が近いかもしれません^^;;

「性格のパワー 世界最先端の心理学研究でここまで解明された」
村上宣寛 日経BP社 1680 円
読了(2012-06-19)

「スヌープ! あの人の心ののぞき方」
サム・ゴズリング 講談社 1890 円
読了(2012-06-14)
ビッグファイブを中心とした解説ですが、むしろ部屋とビッグファイブの関係の解説本。

ゴスリングは研究として、寮の部屋(所有者が外出してる)に第3者を入れて、そこで所有者の性格をどのくらい当てられるかといった研究をしていたようです。というわけで、その話がメインなんですが、めちゃ面白い!!


書いている内容の範囲はあまり広くないですが、逆に詳しい分野のみを書いたといった感じで好印象でした。

「「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た」
村上 宣寛 日経BP社 1575 円
読了(2012-06-12)
古い心理テストをdisる本。面白い。YGとか内田クレペリンとかロールシャッハの問題点というか、テキトーさを述べた本。ロールシャッハはともかく、他のものも成立経緯をちゃんと調べないとやばいっすね。

特にコンピュータがなかった時代のヤツは、テキトーすぎる。あと、血液型もdisってるけど、まぁ、これはいいや。

「オイディプス王 (岩波文庫)」
ソポクレス 岩波書店 504 円
読了(2012-06-10)
詩学を読んでからずっと気になってたオイディプスです。
ソポクレスいいですねー。詩学の中でアリストテレスが、悲劇は崇高な主人公が巻き込まれなければいけない、と言っていたことがよく分かります。非常にシンプルな物語ながら、ぐっと引き込まれる物語です。

「愚行の世界史―トロイアからヴェトナムまで」
バーバラ・W. タックマン 朝日新聞社 3048 円
読了(2012-06-9)
この本は世界史の本ですが、タイトルの通り愚行の本です。ちなみに現代は march of follyとなっているので、愚行というとちょっと強すぎて、「馬鹿騒ぎの行列」といったニュアンスでしょうか?

トロイア戦争、ルネサンス期のローマ法王、アメリカ独立に対しての大英帝国、ベトナム戦争と様々な政治形態における愚行について書いています。一人の馬鹿な選択について書くのでなく、集団での愚行にフォーカスしています。私は単行本で読んだので430ページの二段組みとややボリュームがありますが、十分に読みやすい本です。ただ、この愚行ぶりにだんだんとテンションは落ちていきますが。


トロイの木馬が罠であることを知らせようとしたラオコーンを無視して、トロイの木馬を城門に引き入れたトロイア人。乱痴気騒ぎに明け暮れて、プロテスタントの下地を作った6人のローマ法王。アメリカの反応を読み違えた大英帝国の議会は、そもそも政治の専門家ではありませんでした。そして、ベトナム戦争は、北ベトナムの意図を完全に読み違え「より悪い」と「最悪」の選択をしないまま「最悪」になっていきました。


「すべての幸福な家庭はどれも似ているが、不幸な家庭はそれぞれの仕方で不幸である」

といいますが、この本を読むと不幸な家庭のレシピが確実に世界史には横たわっているようです。そして、その繰り返しに暗澹とした気持ちになってしまいます。


それにしても、高校時代に授業でやった世界史は何の役にも立ちませんが(イベントがなんとなく頭に入ってる程度)、このように様々な視点から切り取った世界史は本当に面白いし、世界の味方を新しくしてくれますね。やはり、ある程度まとめたりといった整理をしたものを見ないといけない気がします。

「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」
ウンベルト・エーコ,ジャン=クロード・カリエール 阪急コミュニケーションズ 2940 円
読了(2012-06-01)
posted by やまざきしんじ at 06:56| Comment(0) | 日記
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