2011年02月22日

トイモデルとマスタリー、マトリックスと計算量

写真素材 PIXTA
(c) Graph-S写真素材 PIXTA
 

私が知っている時代は人工知能の世界では、よくトイモデルというのを使っていました(今は知りません)。トイモデルというのは文字とおり、オモチャのモデルです。本来はリアルな世界で適用をしないといけないロボットのコントロールを、技術不足(研究が進んでいないし、ハードウェアもチープなんで)のために、リアルでなく、限られた世界で行うことです。

例えばロボコンで行われている競技(ボールをかごに入れるとか)を想像すると、トイモデルが分かりやすいと思います。私自身の経験としては、例えばサッカーやゴルフや物理学のように非常に極めるのが難しいものでなく、単なる家庭用ゲームだけやるならば、”極める”ということが可能になります。これがトイモデルです。

本来は、かなりの修養を必要とするはずの”マスタリー”のスキルを、トイモデルを使えば深いところまでではないが、概観をつかむことが出来ます。このように”マスタリー”の概観をつかめるのがトイモデルのいいところです。


ところで、ジョハリの窓や、BCGが使いがちな2次元のマトリックスはこのようなトイモデル的な意味とみなすことが出来ます。これは、”マスタリー”の概観という時間的な視点でなく、計算量による制限に対してということです。本来は、こんなマトリックスにして次元を落として分析をすることは精度を落としてしまうわけですが、実際には人間の計算量の限界(認知的な限界)があるので、2次元のマトリックスモデルが有効になると思います。つまり、トイモデルが習熟時間を圧縮して追体験できるとするならば、マトリックスは計算量を圧縮して計算できるといったところでしょうか。どちらにしろ、本来の深い”マスタリー”でも、モデルの正確な”認識”でもありませんが、限界がある上では仕方ないということだと思います。
posted by やまざきしんじ at 18:20| Comment(1) | 日記
この記事へのコメント
2つの話が1つに混ざってる気がする...計算量の話だけでまとめらばよかったかも...
Posted by きるひゃー at 2011年02月22日 18:27
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。