2009年03月15日

朝読書会、夜某喫茶店。読書とファッション

昨日も夜は某喫茶店へ。(ちなみに朝はいつもの読書会で種の起源読んでました)
そこでドレスコードとしてデカダンス(退廃的?)ということを話してました。ファッションショーでデカダンスな雰囲気というのはできるのですが(舞台や照明や音楽もコミで)、服装だけで退廃的ってどんなんだろー、と思ってました。知人いわく「ゴシックとか?」ということでした。(サソリやトカゲやクモがモチーフというのとかは別)

というわけですが
http://video.nymag.com/
で2009AWのシャネルのショーを見てたのですが、めちゃゴシックっぽい(気がする)。ゴシックエレガンスですか?趣味じゃないけど、クリスチャン・ラクロワも似た感じ。

SSはマリンルックやパジャマルックといったまったく気に入らない感じなんですが、こういうのはいいですねー。


あと、音楽とルーツという話をしてました。要は「最近の人はあんまり古典にあたらない」といったニュアンスのことでした。音楽においては古典だけでなく現代のものが多すぎるので古いものまであたれないのではないか(もちろん多少はあたるけど)と思ったのですが、この言説は本についてうちの母親に私が言われてたこと(え?XXも読んでないの?)と似てます。そして、僕が一部のジャンルで思ってることとも....

 
ジャンルの細分化と、ファッション性(≒現代性)と古典とのバランスについてちょっと考えてしまいました。ただ、音楽や絵画はあるエポックメイキングは器具の変化があった後に起こります。たぶん同じ才能の人がいたとしてエレキギターの普及直後と今では、作った作品で与えられるインパクトが違う。印象派があのタイミングで起こったのも絵の具のためだし。
 
そうやって考えると本といったものは道具を使わないためちょっと違うのかなー、と思ったり。
posted by やまざきしんじ at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | おでかけ
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