そこでドレスコードとしてデカダンス(退廃的?)ということを話してました。ファッションショーでデカダンスな雰囲気というのはできるのですが(舞台や照明や音楽もコミで)、服装だけで退廃的ってどんなんだろー、と思ってました。知人いわく「ゴシックとか?」ということでした。(サソリやトカゲやクモがモチーフというのとかは別)
というわけですが
http://video.nymag.com/
で2009AWのシャネルのショーを見てたのですが、めちゃゴシックっぽい(気がする)。ゴシックエレガンスですか?趣味じゃないけど、クリスチャン・ラクロワも似た感じ。
あと、音楽とルーツという話をしてました。要は「最近の人はあんまり古典にあたらない」といったニュアンスのことでした。音楽においては古典だけでなく現代のものが多すぎるので古いものまであたれないのではないか(もちろん多少はあたるけど)と思ったのですが、この言説は本についてうちの母親に私が言われてたこと(え?XXも読んでないの?)と似てます。そして、僕が一部のジャンルで思ってることとも....
ジャンルの細分化と、ファッション性(≒現代性)と古典とのバランスについてちょっと考えてしまいました。ただ、音楽や絵画はあるエポックメイキングは器具の変化があった後に起こります。たぶん同じ才能の人がいたとしてエレキギターの普及直後と今では、作った作品で与えられるインパクトが違う。印象派があのタイミングで起こったのも絵の具のためだし。
そうやって考えると本といったものは道具を使わないためちょっと違うのかなー、と思ったり。