2025年01月30日
コミュニケーションの距離
他人とのコミュニケーションについて語るときに、仮に親密度というパラメータを想定してみましょう。なんかギャルゲーっぽい。
親密度というのは最初は0で徐々に高くなっていくイメージですね。これをスマブラ(大乱闘スマッシュブラザーズ)のイメージで、距離と呼んでみることにします。(実際にはスマブラとは違って、二人の間の距離とします)
この距離を意識することは大事なことです。距離については見えている人が過半数ですが、あまり見えてない人がいます。
例えば、(めちゃ軽い)デートの時とかに、初手でいきなり「つきあってください」みたいにいう人がいます。「なんでそんなことしたの?」と聞くと、「時間がもったいない」とかいう人がいます(複数こういった自分本位の意見を聞いてびびった、マジかよ)
まだ距離が遠いはずなのに、一方的に距離をめちゃくちゃ詰めてくるパターンですよね。
また、知らない人の(Xの)スペースに上がってきたり、読書会やサークルで初参加なのに、めちゃくちゃ語りだしたり、なんなら仕切り出すのもこのパターンですよね。
まだ距離が遠いんだから、その距離に応じた振る舞いをすべきですし、また多人数いる場の場合、他の人同士は距離が近くても、初参加の人は距離が遠いんだから、相応にふるまう必要があります。
一方で、普通は何度も話していると、この距離をお互いに少しづつ詰めようという意思を持って距離をつめていくものです。例えば、軽い話し方になっていったり、ラフなツッコミをしたりですよね。お互いに少しづつ距離を詰めていくというのが一般的に行われることです。
一方で、ここで全く距離を詰めない人もまたいます。どこかで「怒られ」たので過剰学習したのかもしれませんし、距離を詰めるというシグナルが読み取れない(つまり相手の対応の違いを読み取れない)のかもしれませんが、いつまでも超丁寧口調だったり、他人行儀なパターンです。距離を詰める人とは違い、これで相手を怒らせることは少ないですが、なかなか相手との距離が詰められないという問題があります。
この相手との距離は、要はコミュニケーション上の距離で、どのようなコミュニケーション(丁寧に話すのか、つっこんだりボケたりするのか、相手を少しぞんざいに扱ったりするのか)といったことに大きくかかわってきます。この距離を意識しながら、またこの距離を少しづつ詰めていくというのが大事なだろうな、と思ったりもします。
posted by やまざきしんじ at 22:51| Comment(0)
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