先日、とある哲学カフェに参加しました。哲学カフェに参加したのは3回目です。こういったところに参加していると、従来の哲学の知識をを、「哲学」でなくて、「テツガク学」などのように呼んで、「自分の頭で考える真の哲学でなくて、従来の哲学の歴史」のように矮小化して貶める人がいたりします。
たしかに「自分の頭で考える」ことは大事だと思うですが...
わたし自身は「自分の頭で考えるのが苦手」ということもあるので、自分の頭で考えられる人は尊敬したいのですが、なかなか「自分の頭で考える」ことができて、かつ、「ちゃんと考える」ことができる人っていませんね。
「自分の頭で」考えているんだろうけど、たいして考えてないよね、っていう経験談とか、どこかで聞いてきた雰囲気の良いオルタナティブな価値観と言葉(たとえば「グローバル社会が人間性を失わせる」とか)で社会を批評した気持ちになってる人を横目で眺めながら、なんだかなー、と思ってます。
ちなみに「哲学」したいならば、まずは自分の思考スタイルやその癖を見つめ直すってことが大事なんだと思ってますが。
まぁ、この癖を見つめるのも難しいし、その癖を修正するのが至難ですよね...
2019年05月06日
テツガク学
posted by やまざきしんじ at 21:07| Comment(0)
| 日記
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