先日、人生初めてディズニーランドに行ってきました。まぁ、思ってたくらいな感じでした。ただ寒かった~ ><)
ちなみにディズニーに入っていて思うのはキャスト(と呼ぶんですよね?)の人が若い!!大学生くらいのアルバイトが園を運営している感じです。もしかすると大学生よりちょい上の人もいるかもしれない。まぁ、お客さんも若い人がメインだからいいかな?フレンドリーな感じもしますしね!
ってことはですよ。この魔法ランドは莫大な土地という土地資本の投入が最大のポイントにはなっていながらも、さらに加えて労働資本的な産業ってことですよね?ブランドに加えて、大都市近郊の莫大な土地を抑えるということで持続的戦略優位を作るってことは分かってましたが、その本質は安い労働力で利益を稼いでいくモデルでしょうか?
逆に見ていると、お昼ごはんを売ってる売店なんかもキビキビ働いているように見えるけど非効率。行列できすぎ..><) ここの人は一生懸命働いているから文句はつけられない感じだけど、明らかに効率的なシステムになってません。っていうか、よくよく見ると園全体がそういうシステムだし!!
最初はスタッフ(あれ?キャスト?)が非正規労働者ばかりなので、改善するインセンティブがないためかな、と思ってました。かといって、改善するために正規雇用を増やすと、超高収益という夢と魔法(←投資家にとってですよ!)が醒めてしまうからと思ってました。
でもよく考えると違いますよね?結局、ここのビジネスモデルは「お金を払って入園してもらう」ことであって、個々のイベントやアトラクションでお金を払ってもらう訳じゃないので、「仕方ないなー」と並んでいてもらわないとアトラクション数が圧倒的に少ないわけですよね?
製造業的な視点で、待ち行列を減らすように最適化してしまうと、行列に並んでいない人たちに対しては別の新しいアトラクションをあてがわないといけません、ってことはコスト。つまり、「ディズニーランドは並ぶよ〜」なんてアドバイスをもらっていたんですが、むしろディズニーランドは「お客さんに並ばせるのがビジネス」ってことですよね。
もし、55分並んで、5分乗り物に乗る、ってなら乗り物が1000人分あれば、それで12000人分がさばけるわけです。もし25分並んで5分乗るな6000人分しかさばけない。
だからパレードのためにお客さんに座ってみていてもらう(新しいアトラクション作らなくていい!!)のも、食事のために並んでいてもらおうのも(ディズニーの食事は混むから並ばないといけない、と思ってくれているお客さんを並ばせておこう!)、全部ディズニーのビジネスな訳です。
いやー、こうして夢と魔法の国(投資家にとっての)がデキているんだなー、と堪能したわけです。
え?ディズニーのホスピタリティの魔法???あー、そんな本買ってる人たちもいたみたいですね。どんな本か知りませんが、非本質:->スタッフは一生懸命やってる感じでお客さんに突っ込まれないが、システム全体で非効率を作り込んであるわけです。ビバ、非正規雇用:0
2017年03月13日
夢と魔法と資本主義の国
posted by やまざきしんじ at 09:24| Comment(0)
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