2014年04月14日

キツネとハリネズミと100のやること

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知人が100のやりたいことを書き出していました。たしかに毎年、やりたいこと100個書き出す友人も多いし、いろいろなところで推奨されていることです。

一方、...僕はやりません。もし、リストアップするならやりたいことは100個でなく、1個であるべきでしょう。

キツネは多くの小さなことを知っている、
ハリネズミは一つの大きなことを知っている、

と言われます。実際に100個のやりたいことよりも1個のやりたいことの方が、効果が大きいはずです。

それならば、100個のやりたいことでなく、100個のやらないことをリストアップするべきではないでしょうか?(←今、思いついたので実践してない)

100個のやらないことリストを作って、1個のやるべきことに集中する、そちらの方が結果につながるはずです。


た、だ、し、これにはひとつ罠があります。

仕事でなく、プライベートの場合は、やりたいことは単にやればいいということでもあります。プライベートのやることの目的が”息抜き”だとするならば、一つの大きなことをやるよりも、たくさんの小さなことをする方が幸福感が高まりやすいです。

これは、人は馴化(じゅんか)といって、要はすぐ慣れる動物だからです。そのために、1つの大きなことをやってもすぐ慣れてしまうのに対して、たくさんの小さなことをやれば幸福感が続くのです。

ところで、100個のやりたいことリストは何のために作るものでしょうか?

こういうものを作ることで、やりたいことをいろいろ出してもっと達成するため?
日常を見つめ返し、意外とやりたいことを確認するため?

後者のやりたいことリストならば僕も作ってみたいです。
・朝5時に起きて、一人でサッカー見ながら仕事したりする
・自分の書いたブログを知人に「面白いよって言ってもらう」
・自分の読書会に新しい人が来る
...
うう、書いてるとやりたいことよりも、起こると嬉しいなリストになってきました。

でも、これはリストを事前に作らなくても毎日の中から摘み取れるものですね。きっちりと日常の中を見つめさえすればいいと思います。

Carpe diem!


写真はWillButron2さんのものを使用しています。


posted by やまざきしんじ at 07:29| Comment(0) | 日記