2024年09月18日

苦手な人について

なんか苦手だ、と思う人がいる。何をいっても、「私はすごい」とアピールするタイプの人です。
何を話しても、直接的にいったり、もしくはなにやら含みを持たせた言い方をしがち。

よくよく聞くと、相手の意見に対して、
現実的な意見→そんな現実ばかりでは、大きなことはできない、とかその手の意見を
現実的でない意見→夢ばかり見ないで、現実を、みたいな

といったパターンで(ちなみにこの手の批判は上にあるようにほぼなんの意味もないことが多い)、相手を否定して回る。
このとりあえず否定するってパターンが嫌いなのかな...

自分もかなり否定主義者なんだが、さすがにそこまでではないな、と思ってたけど、同族嫌悪なのかもしれない。
posted by やまざきしんじ at 12:18| Comment(0) | 日記

2024年05月27日

スペース界隈(?)

 X(旧ツイッター)では、ごく一部の界隈でスペースというのが盛んにおこなわれています。ちなみに私が参加しているのは主に3つのグループ(クラスタ)に参加しています。まぁ、それはいいか。

 Xのスペースというのは、要はフォロー・フォロワーの人が最大10人くらい(12か13)までで、音声チャットで話すという機能です。以前、クラブハウスというものがあったのですが、あれのX版という感じです。クラブハウスは参加したことがなかったのですが、私の聞いている範囲では、クラブハウスというのは、いわゆるラジオのパーソナリティ的な人がずっとしゃべるパターンか、ラジオのパーソナリティがゲストもしくは視聴者を「スピーカー」として招待してお互いに話すといった感じで使われていたものが多いようです。

 一方、スペースも、このようなラジオ型のものもあります。これは、インフルエンサー(やインフルエンサーワナビーやラジオ的な形のコミュ人ケーション好き)が、リスナーに対して会話をするといった形式でしょうか。

 またこのようなラジオ型のようなものとは別に、比較的リスナーが少数で、ホスト(主催者)が権力を持たないような雑談型のものもよく行われており、普通に毎日雑談を少人数グループで行っているといったこともよくみかけます。

 私は主に後者の雑談型のスペースに主に3つのクラスタでやってます。

 ちなみにこれに関連して、スペースでしか話したことがないという方に何人かにお会いしたことがあります。というか、そういう方に何かのついでに会ったり、会いに行ったりしたことがあります。これまで30人くらいにお会いしたでしょうか。(ビリヤードだといわゆるオフ会のような形でたくさんの方にお会いしたいできるので人数は多めです)

 これまでお会いした方は、わざわざ会うということもあり、初めてお会いした時から違和感がまったくないです。まぁ、声も何もかも聞きなれていて、よく話していますからねー。まぁ、納得です。

 私はむかーしから(インターネット黎明期(メーリングリストやIRCの集まり←昔はインターネットでチャットやってる人は年に一回京都に集まってた..今から考えるとインターネットでチャットしてる人の大半が一年に1回集まるとかすごいな)オフ会に参加したりしてましたが、しばしば「思ってたんと違う」みたいにいわれることがありました。

 まぁ、文章で書くことと、しゃべることは全然違いますからね。


 ですが、スペースでお会いした人は全く違和感がないです。オフ会で、初めて会った時に、お互いに少し距離感を探るようなことがあったりすると思いますが、さすがにボイスチャットメインで話してると、いきなりいつもの続き方スタートって感じがあります。こういうの楽しいです。

posted by やまざきしんじ at 11:05| Comment(0) | 日記

2023年09月12日

ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ5版

ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ5版のDM(いわゆるGM)をやってみました。TRPGは約30年ぶりです。

経緯としてはXのスペースでの知人と、映画の「ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ アウトローたちの誇り」を見て、「TRPGやろう」、ということになりました。映画の影響でかい。ちなみにぼくも昔からの友人(もともとTRPG仲間、とはいえ1,2年に1回しか会わなくなってしまった)と一緒にみて、感傷にひたっていた後の話です。

ちなみにXもいいですが、TRPGで定期的にセッションをするとお互いに仲良くなるというのがいいですよね。
結局、人生って楽しむことが大事だと思いますし、そのためには「人」との関係が最も大事と思います。

ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ(D&D、今風に書くとdnd←こっちの方がスマホで打ちやすい)はウィザードリーやウルティマにも影響を与え、あのE.T.も映画中でやっていた(はず)というTRPGの元祖です。日本版では約37,38年位前に発売されました。ぼくも当時レッド・バロンというお店に何度も足を運んで、「また発売延期かよー」みたいな話を帰り道に友達と話してました。

日本では当時たしか、スタートレックTRPG(出来はあんまりよくない)とローズ・トゥ・ロードというファンタジーRPGが出ていて、当時友達たちとローズ・トゥ・ロードをやっていました(小学生だったし、そこまでガチではなかったですが)

またコンピュータRPGとしては、PC8001(MK2専用だったかも)のダンジョンや、PC88やX1などでのブラックオニキス、PC6001mk2のリザードなどの様々なコンピュータRPGが出ていて、88やPC6001mk2やX1などでハイドライドが出たり。FM7やPC88ではドラゴン・スレイヤーが出ていたりした記憶があります。また、ゲームブックの大ブームとD&D日本語版はたしかゲームブック大ブームの方が先だった気がします。火吹き山の魔法使いといったものを、授業中に(?)学校で回っていたのも懐かしい思い出です。

また、当時はタクティクス(のちのRPGマガジン)が出たりしていて、またD&D日本語版の少しあとにコンプティークが発刊されて、コンプティークではD&Dでのリプレイとしてロードス島戦記がでていたと思います。D&Dの日本への紹介としてはコンピュータ雑誌のアスキーの別冊(後独立)のログインという雑誌で(べーしっくんで有名)、おちゃらけたD&DのリプレイがD&D日本語版の2,3年前に載っていてそれで興味をもった記憶があります(それを見てローズ・トゥ・ロードを買ったような...もともとデュアルマガジンという雑誌を買っていたからみでボードゲーム型のSLGゲームをやったりしていたのでその延長ともいえます)

ファンタジー小説としては、グインサーガがおそらく12,3巻くらいだったでしょうか。マイケル・ムアコックのエターナルチャンピオンシリーズや、指輪物語、(全然ぴんとこなかった)コナン(たぶんシュワルツェネッガー主演で映画もすでにやってた)等があり、ファンタジー世界としてはネヴァーエンディングストーリーの映画もありましたが、ファンタジーと言えばそういう雰囲気だとみんな思っていたように思います。


さて昔話はおいといて最新版のダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ5版(以下dnd)をやりました。スターターセットにあるストームレックというシナリオです。キャンペーンかな?今回は1回2時間という感じでやりました。みんな社会人ですので、あまりダラダラできません。そして日曜日の昼に。だいたい毎週でキャラ作成合わせて全6回で、約2か月でした。

メンバーはXでの募ってプレイヤー3人、ぼくがDMで計4人。ぼくも合わせて3人が30年ぶりとかそういう感じ、以前の2版のD&D(以下は2版はD&Dと記述)は知っているメンバー。残りの一人はdndはやっていないけど、現役のTRPGプレイヤーでした。ゲームはココフォリアというオンラインセッションツール(サイコロを振ったり、マップを見せたり)と、discordでのボイスチャットです。

ちなみにオンラインセッションはむかーーし(30年くらい前、まだインターネットが工業系の大学と民間の研究所くらいしかつながってなかった)、IRC(インターネットリレイチャット)を使って、チャットでD&Dを一度やったことがありましたが(当時はサイコロもなかったので、perlで作った)ボイスは楽ですね。さらにココフォリアのようなツールも超楽です。

昔D&Dは3cmx3cmでマスを区切った厚紙を切っていろんな形にして用意をしておいて、それとメタルフィギュアでやってましたが、今はマップを作ってイラレで上にちょいちょいと線を引いたり、シナリオをスキャンしてそれをパソコンで少し修正。また、今回やったストームレックというシナリオだと、マップを用意してくれているひともいたりして準備が楽。

また、モンスターや登場人物もちょいちょいとコピペしたりすれば意外と準備できます。また、マニュアルを全員が持っていない状況でしたが、そのあたりもココフォリア上でメモをDMが作っておけば意外となんとかなります。オンラインセッションツールすげー。ちなみにこれ一度作っておけば、他の人たちに同じシナリオやる時にもめちゃ楽です。

最初、ココフォリアの使い方がよくわかってませんでしたが、一度慣れてしまえば、という感じです。逆にいえば、初回セッションまではめちゃくちゃよくわからなくて辛かったです。おそらくTRPG特化でなくいろいろとできるという面もあるのでしょうが、いろんな使い方ができるのか、マスターから見た見方とプレイヤーから見た見方で、それぞれどういう概念で構造ができている(どう使わせたい)のかが見えませんでした。


さて、ゲームを数回やってみたのですが、感想としては「楽しかった!!」これです。DMやったので多少準備はありましたが、シナリオもよくできていて、ゲームシステムも破綻がなく。すごく楽しかったです。ストームレックは本来はプレロールドキャラくター(すでに作られたキャラクター)でやるものでしたが、今回はせっかくなのでキャラクター作成をしてから楽しみました。モンク、パラディン、ウィザード、そしてNPCでレンジャーの4人です。ほどよいバランスでした。

また、クラスや種族の概念は昔のD&Dとは大きく異なり、種族+職業を選ぶ形です。昔のD&Dはエルフという職業
(?)やハーフリングという職業(?)があったイメージですもんね。あと、クトゥルフ、ルーンクエストやロールマスターほどでないですが、ざっくりとした技能という概念が今回生まれてました。他のゲームが小項目までスキルがあるとしたら、dndでは中項目が整理されたといったレベルでしょうか。以前のD&Dは戦闘以外はほぼ考慮されていなかった(隠し扉を調べたり、宝箱の罠を調べるといった感じ)で、シティアドベンチャーみたいなものは難しい面がありましたが、そのあたりが大きく整理されてました。

また、D&Dは1レベルはHPが非常に少なく、またウィザードなどはHPが2や3ということもあり秒で死にますが、dnd(5版)はHPが0になっても即死でなく、またレベル1はHP決めるダイスを振らずに最大値というルールなのでだいぶ低レベルで死ににくくなりました。

またD&Dのウィザードはレベル1だと、ここ一番でスリープを一回打って終わりという感じで、それまでは出番があまりないという感じでした。(このすばのめぐみんみたいだ) しかしdndはレベル1から複数の呪文が使え、また、初級呪文といういわゆるMPを消費しないイメージの魔法があることで、最初からやることが増えました。

また、D&D(2版)はレベルが2,3と上がっていってもクレリックやウィザード以外は特にHPが増えていくだけでしたが、dnd(
5版)はいろんな選択肢を選びながらキャラクターが強くなっていきます。いわゆるビルドのある今風のCRPGみたいです。(Grim Dawnとか..いや言い過ぎか)

またレベルアップが楽しいのですが、逆に昔はウィザードが一発屋、ファイターは体力を削っていく感じだったのですが、dndでは、様々なスキルで戦士系のキャラが一発ダメージを与える感じ、ウィザードはそれも含めて様々な立ち回り・支援をするキャラといった感じでしょうか。

またスターターセットのストームレックはよくできたシナリオでした。ほどよい冒険と、導入としてふさわしいものでした。


とりあえず今回は一通り終わって、またこのメンバーでゲームを続けようと言ってもらえて続けることになりました。シナリオ作るのはとっても好きですが、手元にいくつかdndのシナリオがあるのでそれをやろうかなー。しかし、どれもかなり長いぞ...

posted by やまざきしんじ at 10:52| Comment(0) | 日記

2020年06月06日

コロナと貸し会議室

4月に東京の御茶ノ水にあるワイム貸会議室という貸し会議室を借りていました。値段もリーズナブルで、コストパフォーマンスが良い貸し会議室で、これまで(御茶ノ水ではないですが)15回くらい借りていたところです(もしかするともうちょっとかも)

で、3月といえば、コロナウィルスがちょうど流行りはじめた頃で、客船なんとか号の話もあり、そして市中でも感染者が少し出始めたということがありました。それもあって、そのタイミングで貸会議室について日程を変更を依頼しました。

たしかコロナがるので、2週間前ならば一回だけ日程変更できます。ただし、変更したら二度と変更できないし、返金もしません、というものでしたが、他に手がないので、2ヶ月だけ移動。6月に。

ただ、皆さんご存知のようにそのあと新型コロナウィルスが流行して、非常事態宣言まで出される状況に行おうとしていた講座も6月に行うことは不可能になったことが分かったので4月に入ってすぐに、キャンセルするから返金をして欲しいという交渉を。結果窓口としては、コロナだろうがなんだろうが、絶対返金はしないといった旨の説明を受けました。この時点でわたしはブチキレていましたが、「ルールはルール」といった向こうの姿勢に、「二度と使いたくないここ」という想いを強くしました。

そこからときは過ぎて今日、会議室から電話があり、「使ってないけど?」とのこと。「いや、使ってないよ。返金もなんもしないといってたから放置してたんだけど?」という旨を伝えたら、先方(別の担当者)から、「キャンセルしたら消費税分だけは返金したんだけど」とのこと。そんなの一ミリも聞いてないし。

なんで説明していないんだ、その分返せ、といったことを伝えました。まじでムカついた。一度、キレさせて放置していたのに、もう一度キレさせるとは...やるなワイム貸し会議室。説明していなかったんだから、ワイム会議室側のミスなんだから、今日の分も消費税分だけは返金するのが普通だろうに..もしかして、あと出しルールをしたり、説明しなくても許されるというモラルで動いているのか?

こういったところでキレさせるとはやるな、ワイム会議室。久々に会社にムカつきました。ちなみにわたしでなくて、妻が間に入っているのでめちゃ調整がむかつきます。明らかに先方のミスなのに、そういうことを指摘しない...ビジネスマナーが分かってない...

誰も見ていないかもしれないけど、あまりに怒りがたまったので、とりあえず書いて怒りを鎮めよう..
posted by やまざきしんじ at 17:22| Comment(0) | 日記

2019年06月06日

趣味起業のレポート

みんなだいすき(?)趣味起業のレポートです。

趣味起業というと、「昔から「お花」を習ってきたし、プリザーブドフラワーの先生になろう」とか、昔服飾系の小売店にいたから、「ファッションアドバイザーになろう」みたいな主婦のゆるふわ起業をイメージします。

「え?カラーセラピー?、いいね、いいね!!起業しちゃいなよ!」みたいなノリですよねー。

というわけでレポートはこちら


ただ、このレポートは「趣味レベルの」起業ではなく、「趣味や特技を生かした」起業を対象にしてます。あー、プリザーブドフラワーは入りますね。料理が上手ってみんなに褒められるから、「ホームパティーしながら料理を教えちゃお」みたいなのも入っちゃいますね。

ちなみにこのレポートでは、純利益は39.5万円/月(趣味起業じゃないのは52.3万円)らしいです。おー、意外とありますねー。

わたしのイメージしてるゆるふわ起業は10万円/月ってイメージでした。


ちなみに趣味起業家とその他の起業家の総合的な満足度は同じくらい、仕事のやりがいは趣味起業家の方が結構高めとなっています。

ほぇー。



このレポート見ていると、わたしのイメージしてたゆるふわ起業よりももう少しガチだなー、と思ってました。nは100以上あるので、データの少なさでなくて、母集団がわたしが見ているのと違うのでしょうか?

と思ったら、このレポートは日本政策金融公庫の新規開業に関する調査の分析なんですね。そして、母集団は日本政策金融公庫の融資を受けた人ってことですね。なるほどー。世の中のゆるふわ起業の人よりは2回りくらいガチな人たちですね^^;;
posted by やまざきしんじ at 16:49| Comment(0) | 日記

2019年05月06日

スクラッチ

うちの子供がRPGツクールが欲しいというのですが、GWの頭にゲームを買ったばかりというのもあり、「steamで75%オフだったよなー」と思いつつも、買うのを拒否しました。

代わりにスクラッチ(Scratch)の紹介と、ユーザ作成。なお、スクラッチというのは有名な子供向けのプログラミングツールです。

ここまで準備したら勝手にYoutubeで見ながら、なんか作ってます。あ、少しだけホームページも見てます。

子供すごーい。



最初だけ、メインループに入れておくということを教えて(そうしないと、あっという間にプログラム終わっちゃう)、変数というものを教えましたが。このあたりも触りだけ。

どこまでわかっていうのかどうかわかりませんが、動画などを見ながらゲームを作ったりしてます。最近は、アニメーション用のドット絵などもフリー素材があるので、それを使いながらそれっぽくできますね^^;;;小学4年生でも大丈夫そう。


もうちょっとわかってきたら、変数や制御構造といったことを教えようと思っていますが、まずは使ってみるというのが大事ですよね。ぱぱっと調べるとリスト構造とかもあるようですし、当然オブジェクト制御とかもできそうなのですが、このあたりはいつ教えようかな、といった感じです。

また、キャラクターがジャンプするといったあたりの地面の判定もキャラクターのスプライトの足の部分が地面の色に接しているかといった感じでやってるので、実際にはキャラの高さを変数に入れたほうがいいんじゃないか、とかいろいろと思うところもありますが、あまり親が介入するよりも、ほっといてたまに「うごかねー」といってる時にアドバイスするくらいでいいんじゃないか、と。

自分で作ったゲームができていくし、意外と簡単にゲームっぽいものが作れるのでスクラッチオススメです。はるみのゲームプログラミングくらいのゲームがじゃんじゃん生産されてます(といっても、基本的にYoutubeのプログラム講座のやつをちょっと修正している感じですが)
posted by やまざきしんじ at 21:24| Comment(0) | こども

テツガク学

先日、とある哲学カフェに参加しました。哲学カフェに参加したのは3回目です。こういったところに参加していると、従来の哲学の知識をを、「哲学」でなくて、「テツガク学」などのように呼んで、「自分の頭で考える真の哲学でなくて、従来の哲学の歴史」のように矮小化して貶める人がいたりします。

たしかに「自分の頭で考える」ことは大事だと思うですが...

わたし自身は「自分の頭で考えるのが苦手」ということもあるので、自分の頭で考えられる人は尊敬したいのですが、なかなか「自分の頭で考える」ことができて、かつ、「ちゃんと考える」ことができる人っていませんね。

「自分の頭で」考えているんだろうけど、たいして考えてないよね、っていう経験談とか、どこかで聞いてきた雰囲気の良いオルタナティブな価値観と言葉(たとえば「グローバル社会が人間性を失わせる」とか)で社会を批評した気持ちになってる人を横目で眺めながら、なんだかなー、と思ってます。

ちなみに「哲学」したいならば、まずは自分の思考スタイルやその癖を見つめ直すってことが大事なんだと思ってますが。

まぁ、この癖を見つめるのも難しいし、その癖を修正するのが至難ですよね...
posted by やまざきしんじ at 21:07| Comment(0) | 日記

2018年05月26日

人生初の哲学カフェに参加


人生初の「哲学カフェ」というのに参加してきました。

テーマは「読書」ということで、ショーペンハウエルの「読書について」の引用があり、副読本風にほのめかされておりました。

ちなみにこれまでショーペンハウエルの「読書について」をテーマにした読書会は2回か3回参加したことがあると思いますが、ガチ読書好き(というか哲学好き?)にはこの本は意外と評判が悪い印象があります。

いや、思いつき書いてるだけなので^^;;議論というレベルに達していないし、思考も深いわけではないという話ですが^^;;


ところで昨日の哲学カフェでも「読書について」の話もわずかに出ていました。今はショーペンハウエルの時代よりも本が圧倒的に多いのでさらに状況が違うという話題が少し出ていましたが、実はショーペンハウエルの時代も現代と同様に圧倒的に出版数が増えてきて読みきれないほどの駄作があったという点では同じだったんだと思いますが、そういった歴史的な話はありませんでした^^;;


ちなみに参加者は8人か9人で、平均年齢は40中くらいでしょうか。うちの読書会と同じくらいで、やりやすい感じです^^;;


会は初参加者が二人(うち一人はわたし)だったので、最初に哲学カフェの概要の話があって、そこから自己紹介とかもなしで本題に入りました。

実はこれは新鮮。これまで仕事やら遊びやらで様々なグループワークとかをやってきましたが、名前を名乗らないで始めるというのは初めて。ちなみに帰りに参加者の方と話すと、そういうのも哲学カフェではあるとのこと。へー。


ちなみに内容は読書のアレコレについてですが、話は基本的にどんどんと発散していきます。特に科学論あたりについては、社会学系の科学哲学を好きな方と、理系の方で噛み合わないというのがありました。よくある展開ですね^^;;あまり科学論に興味がなさそうな方もいたのですが、全く噛み合わなってないのを横目で眺めてました^^;;

科学論については難しいですよね。たぶん、科学サイドの人が相対論に対する基本的な対応を覚えておけばいいんだと思いますが、それをしないと「なんでもアリ」だか「なんにもナシ」だかにされがちな印象があります:-<

それ以外には、「どこまでが読書か?」というヤツ。いわゆる「マンガは読書に含まれますか?」

哲学カフェは別に議論を深めるということを目的としていないので(いや、してるかもしれないけど、実際には多人数で行なうし、バックグランドも様々な人なので、そこまで行ききらないと思ってます)、いろんな意見を聞いて楽しむ感じでしょうか。

ちなみに読書について、つまみ食い的なもの(インターネットの記事を見るとか)vs読書的なもの、という対立(に見える)は面白かったです。つまみ食い的なものは、深まらないみたいな意見がありましたが、このあたりはわたしと意見が反対で面白かったです。

また、同様にいろいろなものを読むかどうか議論。自分の興味のないものも読む、という方がいてなかなかその意見が興味深かったです。たしかに時間がある時はそういうことをするのもありだと思いますが(わたしのコンピュータの師匠的な人は、高校・大学時代に図書館でタイトルもなんも気にせず分厚い本を借りてきて読むなんてことをしてた)、それって大人になってからは厳しいですもんね。


ただ、興味のないものを読むことで「ふと気づく」とか「ひらめく」というのがある、と。このあたりは、もっと議論をすると楽しい展開がありそうですが、議論をするためには議論に足るベースを互いに調べてきてからじゃないかな、とわたしは思っていて。このあたりが「自分の頭で考える派」対「自分の頭で考えない派」の対立なのかもしれません(わたしは、「自分の頭で考えない派」)

会は2時間予定だったのを若干オーバーして終わりましたが、なかなかおもしろかったです。

といっても、様々なバックグランドの人ですし、微妙なモヤモヤ感(どこまで話を突っ込んでいいのか分からない)というのがありました。もしかすると人数が多すぎたので、やはりもうちょっと絞ったほうがよかったのかな。読書会では4,5人がベストだと思ってますが、哲学カフェもやはりそういうのがあるのかも(ちなみにTRPGもプレイヤーは5人くらいがベストだと思うので、会話を主体にした場合の満足しやすい人数というのがあるのかも)

posted by やまざきしんじ at 16:27| Comment(0) | 日記

2018年05月09日

文系と理系

文系と理系というのは、一般的には数学が苦手かどうか程度と考えられていますが、わたしは「客観的事実」をどこまで重視するかだと思っています。

例えばある実験があったときに、その実験結果を重視するのが理系、実験の結果は「主観」にすぎないし結果の事実を重視しないのが文系だと思っています。(ここでいう文系は悪い文系かもしれませんが)

この文系的な思考だと、事実かどうかは客観ではないので、重視すべきは「誰が言ったか」になりがちです。「誰が言ったか」でなく、「何を言ったか」を重視するのが理系でしょうか。

ちなみに、これは文系理系関係ありませんが、実は文系的な思想の人にはしばしば「絶対」思考というのがあると思ってます。確率概念がないというべきでしょうか。いや、文系、理系じゃないのかな、これ。

まー、それはともかく最近「ティール組織」という本を最近読みました。これは、ケン・ウィルバー(←わたしの圧倒的に苦手なスピリチュアル系の人)のインテグラル理論を元に、組織を語るというヤツです。ピーター・センゲみたいな。(ちなみにわたしはピーター・センゲも圧倒的に苦手、本を投げそうになる)

このティール組織という本は、人間の意識の発達段階(進化という言葉も使ってたかも)によって、組織形態も変わり、これからの組織はティール組織だ、みたいなことを言っている本です。ただ、この組織の発達段階のフレームワークを語るには、その筋道が貧弱。「ケン・ウィルバーの理論を応用してみました」程度の理由で、あとはその理論に合った事例がいくつか述べられているだけ。いくつかっていっても、実際に主なものは2つくらい。

おいおい、たった2つの事例で(歴史的なものを含んだ)組織の発達段階を全部語っちゃうのかよ、酷いな、というのが私の最初の感想でした。(読書会に参加するために読んだもので、そうでなければギブアップしてたかも)

ただ、途中で少し考え直して、その本からポジティブな所だけを取り出して読もうとしてみました。つまり、この本(に限らないけど)は、そのフレームワーク(理論)を知るということが大事で、そのフレームワークが事実であるかどうかとかは大事じゃないということなんですよね。「あー、こういう見方もあるよね」ということがあれば、それでいい、と。

わたしは「こういう見方」というのがあった時には、そのふさわしさとか、その見方による何かを予測できることとかが大事なんだと思ってましたが、そうでない人も多いってことですよね。つまりそう考えると、最初の理系・文系の違いとして、「理論があった時に、理論の予測力を重視するか」が理系と文系の分かれ目にあるのかもしれません。

理論には、未知の問題を予測できるか?それとも、理論はある物事を説明できるか?

前者が理系的、後者が文系的と捉えることもできるんじゃないか、とふと思いました。

長いな...単なる自分のメモだからいいか。
posted by やまざきしんじ at 22:52| Comment(0) | 日記

2017年11月24日

専門家じゃない人がセミナーで突っ込んだ話

先日、とある人とセミナーで「**士」(←何かは内緒)が法律の話をすると、ひどくて聞いてられないことがある、と。


たしかにわたしも素人の人がセミナーでコンピュータの話(特にAIとか)や心理学の話をしているのを聞いていて、「あー、だめだー」となることはあります。

二次会で話すならいいんですが、セミナーのコンテンツとしては微妙。いつの時代の話だよー、というのはいろいろな分野であります。以前、教育学の教授(まじで?)という人の話を聞いて、「お前が大学時代ならそう言われてたけど、とっくの昔に否定されてる不勉強すぎだろ!!」とキレたことを思い出しました^^;;


知人と話していたときには6割くらいが「すげー」と思って、2割くらいが「えー?」、2割くらいが「デタラメすぎだ..」というようなセミナーが結構あるそうです。もちろん、自分がよく知ってるネタならいいんですけど(といっても、隣接領域とかの場合はそうでないかどうか本人にはわからないという)



この話のポイントは続きにあって、ポイントはその結構デタラメが入っていても信じる6割を上手く洗い出せるということです。その分野に詳しい人なんて客になりませんからね。

続ヤバイ経済学だか、その続編だかで読んだ本にあった何故、銀行が凍結されるのはナイジェリアなのか問題(答えは、いつものそれでさえひっかかるバカをあぶり出すため)というのと同じ構造ってことですよね。

「自己啓発に2000万円かけた」と聞いた時に「バカすぎ」と思う人はセミナーに来ないほうがいいですもんね。

posted by やまざきしんじ at 10:25| Comment(0) | 日記